古くより自然に河原より湧き出ている温泉を地域住民の手により守り継がれてきた由緒ある生活温泉で、その名残で浴槽内に川石を敷き詰めそれが又この温泉の特色でもあり、お殿様が北里においでになる時、奴さんがぬるい湯に長く入り、旅の疲れをいやした場所で、奴さんを留めたところから「奴留湯」と言われるようになったそうです。

 温泉好きの人達の間では夏向きの低温泉として人気があり、湯上がりはさっぱりすべすべします(^ヘ^)v

温泉の裏に車をとめる場所があります。

 日田(天領 日田代官所)から竹田(岡城)への道は、道永山布政所道(代官が通る道の意から代官道 とも呼ばれた)と呼ばれ、岡城下からの道は熊本藩の宿場町久住から久住山麓の久住高原を横切り(小国(おぐに)街道 )、肥後国小国を経て日田郡南端の 出口(いでぐち)− 五馬(いつま)−上井手− 隈(くま) − 豆田(まめだ) −永山のコ−スを通っていたそうです。

♂いらぬ世話
 熱めのお湯が好きなRyonは、入浴した後寒くて山川温泉共同浴場に即逃げました。

所在地 熊本県阿蘇郡小国町大字北里
連絡先
お湯 硫黄泉 38℃
風呂  浴場 (男・女)
料金 入浴200円   24時間
備考 10月1日〜5月31日の期間はPM4:00〜AM9:30まで加温


大きめの石を敷き詰めた浴槽
奴留湯の裏の駐車場