旅館街の一番奥の方にあるちいさな共同浴場で、その昔、肥後藩主の細川越中守の御用達だったという歴史的にも価値のある浴場です。 木造の壁は真新しい木の色が鮮やかで、正面入口の上の「御前湯」とかかれた看板も新品のようでした。入口は男女左右に分かれています。 浴室内もかなり狭目で、二つの洗い場と奥には四角い湯舟があり、広さ雰囲気と家庭のお風呂に近い感覚です、湯は無色透明で、やわらかい感じで独特の臭いがします、注ぎ口からは高温の湯ちょろちょろと流れ、弱アルカリ塩化物泉独特の 少ししょっぱいようです。 かなり熱目の湯が流れ込んでいるので、湯舟表層でかなり熱いと思っても、上層の湯面だけが熱いだけで、かきまぜると適温になります、しっとりとした湯に浸かっていると疲れが癒され、これが藩主お抱えの湯と納得できそうです。 |
所在地 | 熊本県阿蘇郡小国町大字下城 |
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連絡先 | |
お湯 | 弱アルカリ塩化物泉 源泉98℃ |
風呂 | 男湯 ・ 女湯 |
料金 | 200円 |
備考 | 浴用:神経痛、リウマチ、虚弱体質、外傷、肥満体 |
湯の注ぎ口(高温) |