湯坪温泉街で一番筋湯側にあるのが、河原湯温泉 共同浴場で、横にある煙突?から、白い蒸気が噴出しています。

 地区の集会所の下が男女浴室となっている共同浴場で、入口のお地蔵さんの賽銭箱に料金を入れて入浴します。男湯のドアを開けると、小さな脱衣所に木製の脱衣箱があり、透明ガラスの折れ戸の向こうに4〜5程度入浴できる浴槽があります。

 浴場付近では硫黄泉の臭いがしますが、お湯は無色透明で微臭微味の熱い湯が掛け流しで、硫黄泉の臭いはありません、でも成分が濃いのかな?と思うほど、ゆらゆらと揺らめぐお湯で、湯口には少し白い成分がこびりつき、壁の一面も緑色に変色してました。

 以前は湯舟は熱めでしたが、今回は少し温めのあっさりとした湯が流れ、地元の女性の方だと思いますが、「今日は水・・・」と話し声が聞こえました、普段はやっぱり熱いのでしょう。

♂いらぬ世話
 稲作の技術が進歩していなかった頃、近くの温泉を利用して、田んぼの水を温かくする事で、高冷地でも十分育苗と稲作ができる「湯苗代」を利用していたそうです。

 男女各1
所在地 大分県玖珠郡九重町湯坪字河原
連絡先 tel 
お湯 単純泉・弱食塩泉?
風呂
料金 200円
備考
薬師如来に感謝して、ありがたく入浴しましょう。