天ヶ瀬温泉の開湯は、今から1300年前と言われ、数々の伝説が残されています、
その一つ豊西説請によると「元様11年10月8日天ケ瀬の湯一夜の問に出る。」
と記されています、これも天ケ瀬の自然の神秘的な美しさと豊富な温泉
なればこその逸話であるといえます。

 せせらぎを聞きながらの露天風呂めぐりは、時を越えて人々のこころとからだを温め
続けてきました、玖珠川の河畔にある、6っの半露天共同風呂
(駅前の湯、古湯・益次郎湯・薬師湯・神田湯・鶴舞の湯)で
人に心を通わせる露天風呂めぐりはいかがですか。

所在地 大分県日田郡天瀬町
連絡先 tel 0973-57-2166 (天ヶ瀬温泉観光協会) 
お湯 単純硫黄泉 〜70℃
風呂 露天・半露天共同浴場(すべて混浴で〜す)
料金 100円
備考

 JR天ヶ瀬駅前にある細い坂道を下った場所にあるのが、戦後にできた「駅前の湯」です。 河原にある遊歩道ができる前は、坂道の途中から河原に降りた場所にあり、目の前はそのまま玖珠川の流れで、今の場所が駐車場?となってました。

 入口のところに料金箱があるので入湯料100円を払います。 地面に線が引いてありそれより奥は土足禁止となってます、コンクリ段の上に荷物を置き前のスペースが着替の場所となります、シンプル&おおざっぱな感じです、湯舟は共同浴場の中では一番広く10名以上は入れる広さがあり、場所も他の共同浴場より入浴しやすいと思います、ココが無理なら他もダメですね(^^ゞ

   湯口からはけっこう熱い湯が出てるので、ホースからの水で冷まして入浴しますが、時には滅茶苦茶熱く入れないときがありますので、湯温の確認をしてから服を脱ぐ事をお勧めします。 この湯は他の湯より硫黄分が強いのか、湯の華と硫黄の臭いも多く時には青白い乳白色に染まっている事もあります。

 ここはお内湯風呂として使ってる方も多く昼過ぎより多くの方で賑わいます、地域の方の迷惑にならないよう入浴してください。



 

 天ヶ瀬温泉では代名詞的な河原の露天風呂「かじかの湯(シャレー水光園 )の後ろに位置する、小さな浴場が「古湯共同浴場」です。

 コンクリート製の小さな浴槽で、「かじかの湯」より少し高い所に位置し屋根と囲があるので外からは若干見えにくい造りとなっています、脱衣場と浴槽の仕切はありません、細いすのこ板即浴槽と脱衣場が狭いので着替えにくかったです。

 小さい浴場の大半を占める浴槽の底には、白い大きな細長い湯の華が多く沈み硫黄の臭いが漂います、湯口のホースが浴槽の中まで伸びて適温の大量の湯が掛け流しとなっています、水口もありますが必要ない湯温なので100%源泉垂れ流しです、体を沈めるだけで嬉しくなる温泉です。

 「かじかの湯」と玖珠川を眺めながらの入浴も おつなモノです(o^^o)





 

 共同浴場でただ一つ川を渡った場所にあるのが「益次郎湯」です、温泉街では「鶴舞の湯」「益次郎湯」が戦前からあった共同浴場だそうです。 

 横に駐車スペースがあるので一番多くの入浴者で賑わっています、駐車場より一寸高い所にあり屋根と囲はあるので外からは若干見えにくいです、柱に赤い入湯料を入れる箱が置いてありますので100円必ず払いましょう。

 コンクリート製の浴槽で脱衣場と浴槽の仕切はありません、古湯よりも若干広いスペースがあります、浴槽の湯口と水口からはドバドバと湯と水が流れ込んでいます、湯が熱いので加水で温度を下げていますが湯の量が多いので許せます、湯温の調整は蛇口がないので据え置きのパイプで、湯か水を浴槽外に流して調整します、他の入浴者がいるときは言葉をかけて調整しましょう(^^ゞ

湯の質なのか底がつるつる滑ります、こちらも湯ノ華と硫黄の臭いが嬉しいです、、、時には湯ノ華が無いこともあります。